写真とフレームとエトセトラ 第十回

写真とフレームとエトセトラ 第十回

第十回「スローに焦がれて」

僕は現代のハイスピードにはついていけない、ペース遅めなタチの人間である。 

結構前からだが、若者の間でカセットテープやレコードが流行っているという噂を耳にする。

自分も流行りに乗っかって部屋ではレコードを鳴らせる環境を作り。数枚、いや、気づけば数十枚のレコードを集めてコレクションしているが。ゆっくりとはいいものである。リラックスできるというか、そう。ゆっくりはリラックスなのである。

他にもチンタラ田舎道をドライブするのも好きだし、費用的な面でかなわないが、本当は写真もアナログであるフィルムカメラで完結させたい。

それでも最近、仕事が忙しさから、ゆっくりから少し離れる生活をしていた。そうすると、自分はせかせかしてしまい。集中力が保てなくなったのである。

元々、僕は動作が遅い方だからスピードが求められがちな現代で、少しはせかせかしたほうがいいのであろうが、自分のペースから外れるとパフォーマンスが極端に落ちてしまう。こりゃいかんな、と思い。自分の生きやすいペースで過ごしたいのである。

そんなことから、自分の生きやすいペースを求めている現代に僕は気づいたのである。

 

なんてことはない。得るものもない。スローな話になってしまったが。
そういうのもいいではないか。スローな日々に添えよう。

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